お茶目さん初陣の巻
ベルばら茶会in名城
アントワネット儚き夢
お茶目さんが、いよいよ WEB茶美会に登場します。
Instagramでは既にお馴染みの方もいると思いますが、お茶目さんはお茶の初心者。すっかりお茶が大好きになりましたが、奥の深いお茶の世界を初々しい感性で見つめます。
記念すべき第1回は、ユニークなお茶会のレポートです。
「ベルばらファンの諸君、名古屋城の茶会に集いたまえ」
そんなチラシのキャッチフレーズに惹かれて、お茶目さん、ベルばら茶会に行ってきました !
会場は château de Nagoya 。うん?
そっか^^名古屋城 茶庭 書院「金城苑」◎
「ベルばら」は、池田理代子先生による漫画作品『ベルサイユのばら』の略です。
フランス革命前から革命前期、ベルサイユ宮殿を舞台に、男装の麗人オスカルとフランス王妃マリー・アントワネットらの人生が描かれています。
宝塚歌劇で大ヒットしました☆
それから250年後の現代に、彼らが生きた麗しき時代の美意識が、お茶で表現されるというのです❣
シンボルの金鯱がなくて、なんか気の抜けたような名古屋城。。。
そんな天守閣をながめながら、歩いていくとベルばら茶会の看板が。わくわくしながら門をくぐりました。
寄付には、津田青楓のあやめのお軸。
プロレタリア運動に参加した画家青楓がアンドレに重なり、お茶目さん勝手にぐっときてましたが (´;ω;`)
主催者の方にお話を聞いたところ、フランス王家の紋章は百合と誤解されていますが、実はアイリス、あやめらしいのです。
本席では、岡本太郎筆の「愛」のお軸、白い薔薇が銀の燭台に生けられていました。
花入は、マリー・アントワネットの第一王子ルイジョゼフが亡くなった時に葬儀資金のためにフランス王家が売却した銀の燭台を、この度買い戻してきたもののようです(笑)
そして白い薔薇はオスカルフランソワという名前の薔薇。
風炉先が、池田理代子先生の絵で飾られ、お棗はパウダーケースをみたてていました。
茶杓の銘は少女。ドレスデンのお皿に薔薇のハートのお菓子。愛と儚さ。
他にもたくさん、ベルばらをイメージさせるものがありました。
いらしていたお客さまも、テンションが高くなっている感じでした^^
席主は、紅雲庵 稲垣紹紅さん、主催はベルばら茶会実行委員会でした。
次の機会には、オスカル目線のベルばら茶会も、みてみたいなあと思ったりも◎
お茶目さんレポートでした!