生け花や芸術活動を通して国際交流に取り組む「ACA JAPAN」(名古屋市中区)の「春の花道展」が2023年4月6日、名古屋・名駅のミッドランドスクエア地下1階で開幕。18流派・団体の華道家らが20点の作品を出品し、春たけなわを演出しました。前、後期に分け、11日まで展示します。
このうち、「陣中茶乃湯保存会」の浅井宗巌さんは御殿桜と蔓もののアケビを、古瀬戸釉の瓶子大壺に生けました。灰釉のまだら文様が美しい瓶子壺の脇に、織田木瓜紋の前立てがついた時代の兜を添えて、文武両道の心意気を象徴しているようでした。観覧自由。