日間賀島ビーチフェス2021 中川宗津先生が納涼茶会◎
お茶目さん、お手伝いレポート
三河湾に突き出た愛知県知多半島の先っぽの海に浮かぶ日間賀島。タコやフグが美味しい美しい島です。お茶目さんは、2021年8月上旬に開かれた日間賀島ビーチフェス2021に、本業のダンサーとして招かれて、この島に初上陸しました。
フェスは音楽やダンスばかりではなく、日中は島内のホテルでお茶会も開かれました。わあい。
美しい島影が見える海辺の日間賀島観光ホテル。ラウンジの扉をあけるとお着物の方々がお出迎えします。
なんと、箏曲の浅井大美子先生のお筝と磯村琴保先生の尺八演奏で、ウエルカムミュージックです!
皆さん、その迫力にすこし引き気味で入ってこられますが。。。わくわくしていらっしゃる様子(っ ॑ᵕ ॑c)
すごい!贅沢なおもてなしです。
納涼茶会の席主は、三重県四日市市の遠州流茶道「撫子会」主宰の中川宗津先生です。東海ラジオの日曜朝の対談番組「伝七邸茶道塾」のパーソナリティをしている多才なお茶人です。
つやつやな遠州流お好みの立礼棚、野点傘の赤が陽の光に映えます。お軸は鵜飼の舟で、幕末のもの。地元「おかみ会」のみなさまがお茶やお菓子のお運びをしていました。所作を中川先生に教わったそうです◎
タコをあしらった日間賀島観光協会のそろいのハッピ、素敵ですね♡
お菓子は、屋根型に折った懐紙に覆われて運ばれてきました。開けてみると日間賀島名物たこまんじゅうが!
こっちをみててかなりかわいいです(˶ˆ꒳ˆ˵)
お茶目さんは、大喜びです。そして暑さのなか、うれしい冷茶。
ほんのり甘味が残る、とてもおいしいお抹茶でした。
上の懐紙は、外したマスクをはさんでおくためのものでした︎︎〇*
お抹茶のいただき方も、すごく丁寧に教えてくださって、
中川先生、地元の方々やお客さまにお茶を身近に感じていただけるように、たくさん考えてくださったんだなあって思いました(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
ホテルのロビーが、お茶人がいるとそこはお茶の世界に変わります**
室礼の凛とした佇まい、美しい所作、おもてなしの心をいたるところに感じて。お茶の大好きなお茶目さん、出演の合間に水屋で点てだしを手伝ったり、そこにいるだけでうれしかったです。
ビーチフェス初日の出演者、男性5人組のボーカル&ダンスユニット「Cool-X」もお客さまに迎えました。
「男性のお点前がかっこよかった」って。「お茶がかっこいい」っていう感想も新鮮でした֊ ̫ ֊
お茶目さんは、お道具の搬入もお手伝いしたのですが、たくさんのお道具を一つずつ出していき、心と時間もつかって丁寧に丁寧に準備をしていく。大変な時間を使って、考えるお茶の趣向。お茶目さんの本職の舞台芸術と一緒だなって。その過程は、必ず表れて人の心を動かすんだと感じました( * ॑꒳ ॑*)
もう一つ、お茶目さんにとって勉強になったことがありました。島民の方のお菓子への反応がいまいちだったことです。
「期待してたのに、いつものたこまんじゅうか」
島外からの方には喜ばれる日間賀島名物でも、地元の方にはありきたりなんですね。非日常を味わいに来たお客様の受け止め方のギャップ。双方を満足させるお菓子は、何がいいんだろうって。
お茶目さん、いつか出張茶会をする時に、この経験を生かしたいなって、と思いました。
日間賀島の方々、あたたかくて優しくて、感受性が強い方が多かったです。自然を相手に海のそばで生活していらっしゃるからかな。
お茶も、フェスの舞台も感性鋭くうけとめていらっしゃいました◎✩.*˚
また、皆さんに会いにきたいです*.(*´͈ ˘ '͈*).*、