焼きものプチ動物園◎
古今の水滴300点わあい お茶目さんレポートin愛知県陶磁美術館編
ふうう、お暑うございます。
ちょっと書道をかじっているお茶目さん、あこがれの書道用品があります。うん◎水滴です。墨を擦るとき、硯にしずくを滴らせるちっちゃな器です。文人・墨客にとって書の友。常にそばに置くアイテムだけに、お気に入りじゃないと。師匠が使う時代ものの水滴を見ているお茶目さん。いつかMy水滴がほしいなあって、思っていたところ、なんと水滴ばかりを特集したマニアックな展覧会が開かれていると、知って。
愛知県瀬戸市にある県陶磁美術館に車を走らせました。
名古屋市内を抜けて、ジブリパークが建設中の愛・地球博記念公園を横目に、ひた走るお茶目さん。実はお茶目さん、大のジブリファン。地元にジブリパークができつつあるというだけで、テンション上がります。
ジブリパークでジブリ音楽でダンスを踊ったり、トトロ茶会とかちょっと不思議なお茶会ができないかなって。リクエスト、お待ちしてまあす!
広大な森の中にたたずむ陶磁美術館本館。いつもなら、満杯の本館前の駐車場も、行った日は平日のためなのかなあ。エーッ、なんとガラガラです(´・ ・') がんばれー、水滴展!
昨年、愛知県陶磁美術館であったTHE備前展では、美術館側からSNS発信を依頼されたインスタグラマー実績?を誇るお茶目さん。前回は学芸員さんの付き添いもあって、鼻高々だったけど。
今回は、はあ、とくに依頼もなく( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ ) 勝手連。おそるおそる、展覧会場前で撮影を済ませて入ると、撮影禁止と思っていた展示会場は、なんと撮影可じゃないかっ。
太っ腹です、SNS発信OKなんです。
お茶目さん、目が(。・'ω・´)キラン☆
せっかく来たのだから、うん◎レポートしなきゃ。
この展覧会は、水滴コレクターから昨年、愛知県へ計1062点もの陶磁水滴コレクションが一括寄贈され、そのお披露目展なんですって。
寄贈したのは、大島国康さん。地元名古屋の中日信用金庫のもと会長さんだそうです。大島一族といえば、中日新聞やCBC、東海テレビの放送局などのオーナーとして知られる地元名家。大島さんもその一族なのかなあ? お茶目さん、中日信用金庫に口座をもってて勝手に親近感をもったりしました( ˶˙ᵕ˙˶ )
大島さんの陶磁水滴コレクションは鎌倉時代の古瀬戸から桃山時代、そして近現代にわたって収集した超本格派。今回はその中から、約350点展示されています。
水滴は大きく、形態によって3種類にわかれるのですね。ふうむ(ᐡ•͈ ·̫ •͈ᐡ )。
この他にもスポイトになっているものもありました◎
文人墨客と言われる方たちも、かわいいって思ってたのかな。
このたぬきくんとお猿さんが机にあったら、にこにこしちゃいますね。
魚や、小鳥、猫、犬、カエル、動物たちのかたちをしたものがいっぱい。ポケモンみたい。
あつめたくなっちゃう気持ちわかるかも。。。
ひとつひとつどれだけの時間とエネルギーで、収集したのかな。
ところどころに「陶片人」の雅号を持つ大島さんが、My水滴を描いた絵が展示してあります。
水滴愛が溢れています♡♡
チラシにもでている、作品です。
赤絵細描技法で独自のアレンジをした九谷の水滴。とても繊細で美しかった。現代作家見附正泰さんが制作したものです。
砂漠の砂紋のような美しさ。
どうやって作ったのかしら(。• . •。) ??
超人技、人間国宝の松井康成さんの作品。
大島コレクション最終章、ペルシア陶技も継承している加藤幸兵衛さんの作品です。
はるかシルクロードの彼方に由来する作品になっていました。あぁ、コレクターズロマンです‼︎ᐡ⸝⸝> ̫ <⸝⸝ᐡ
「水滴 小さき陶芸 ―大島国康コレクションを中心に―」
2021年6月26日(土)~ 9月26日(日)
愛知県陶磁美術館
◎毎週月曜日休館
(ただし8月9日(月・振休)は開館し、10日(火)は休館
9月20日(月・祝)は開館し、21日(火)は休館)
https://www.pref.aichi.jp/touji/sp/exhibition/2021/t_suiteki/index.html