味わう

　

　名古屋・熱田神宮よもぎ花道会の月次献花が、参拝者の目を楽しませています。このたび奉納されたのは、小原流金森厚至氏とその門人たちの作品５点です。小原流らしい洋花をあしらった躍動感と静けさを感じさせる生花が、清涼感のある白い花器に生けられて、目をひきます。

　

　

　よもぎ花道会は中京華道界をリードする２４流派が神徳宣揚を目的として、持ち回りで毎月、奉納献花しています。コロナ禍で一時休止していた月次献花の再開は、中京華道界の再始動を象徴しているようです。