夏至(6月21日頃)から数えて11日目の7月2日頃から七夕(7月7日)頃までの5日間を半夏生(はんげしょう)といいます。
田植えは半夏生に入る前に終わらせるものとされ、農作業などの目安とされる時期です。
薬草でもある半夏生は、この頃に花を咲かせるので半夏生と呼ばれるようになったという説。
また、葉が半分白くなることから、「半化粧」と言われるようになった、という説もあります。
近所の方に分けていただいた半夏生と自宅の桔梗を竹花入れに。
文・写真 内藤 啓
(編集部注=半夏生の群落は、名古屋・八事山興正寺の境内で見つけました)