知る・学ぶ

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万葉抄
落花ならぬ花筏
筏を操る船頭のよう

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 散っても美しい桜。花びらが水に帯状に浮かんで流れるさまを花筏(はないかだ) といいますが。同じ名称の茶花があります。

 モチノキ木の花筏です。葉の上に花や実を付けることから、筏に乗る船頭に見立てられ、名付けられています。

 ようやく我が家に馴染んでくれたようで、今年はその愛らしい姿で楽しませてくれています。
 文・写真 内藤 啓