知る・学ぶ

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万葉抄
花ぞ昔の香に
白梅にほひける

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 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける
                            紀貫之

 「人の心は、どう変わってしまうものだかわからないものだが、

昔なじみの場所で、梅の花は昔と同じ香りをさせて花開いていることよ。」

 最近、この和歌に共感することが多々ありました。

花は変わらずそこにある。本当にいいものですね。

 文・写真 内藤