万葉抄 寒梅一輪雪柳さえざえ 2023.01.04 暮れにお正月の花を入れましたが、その際、雪柳を活かしきれなかったので、白梅一輪と組み合わせてみました。 「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」服部嵐雪 この句には詞書(ことばがき)があり、そこには「寒梅」という冬の季語が用いられています。そのため、正確にはこの句の季語は「寒梅」。 私は、梅が一輪咲くごとに、少しずつ暖かくなっていくという春の句だと、 ずっと思っていました。 文・写真 内藤 啓 #1月 #2023 #万葉抄 #内藤啓 #白梅 #知る・学ぶ #花 #茶美会 #雪柳