知る・学ぶ

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万葉抄
突き抜けるユニークさ
突抜忍冬

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初めて突抜忍冬を見た時は、葉っぱの面白さに目を見張りました。
突抜忍冬という名前のツキヌキ(突抜)は、花に一番近い葉が2枚ひっついて1枚になり、その真ん中を突き抜けるように茎が伸びて花をつけることに由来します。
ニンドウは同じ科のスイカズラ(吸葛)のことで、常緑性の植物で冬でも茎や葉が枯れないので「忍冬(にんどう)」という名前がついたといわれます。
俯き加減に咲く蛍袋を合わせました。
 文・写真 内藤 啓