知る・学ぶ

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季節感を楽しむ 和の学び舎 「拾穂園 四季の茶の湯&茶器研究会」 2月26日開催 ご参加を

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WEB茶美会ご愛読、茶美会会員の皆さま


尾張徳川家殿さま御成りの茶室「拾穂園(しゅうすいえん)」の四季折々の茶趣を楽しみつつ、テーマごとに茶器の実物を鑑賞して学ぶ「拾穂園 四季の茶の湯&茶器研究会」が始まります。


第1回は2月26日(土)です。桃山時代から近代まで、自在な取り合わによる早春のもてなしをテーマに、拾穂園の田舎家茶室「風月」、小間、広間の3席を使い、濃茶と薄茶の2服のお茶を楽しんでいただきます。(濃茶は各服点て)

茶器研究会は侘び茶で最も重用される「高麗茶碗」を今年の年間テーマとします。

第1回は、茶人を魅了してやまない「伊羅保(いらぼ)茶碗」を主に取り上げます。

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 近年の研究では、16世紀朝鮮半島南部の民窯で焼かれた素朴な「古伊羅保」が、桃山時代以降、茶人の作意が加わって江戸前期にかけて「黄伊羅保」「釘彫伊羅保」など茶の湯向きになったとされ、対馬藩倭館窯が閉じた後、江戸中期から現代までさまざまな「写し」が作られてゆく様子を、実物を鑑賞しながら、わかりやすく解説します。茶碗、茶器の鑑賞ポイント、季節の取り合わせなども実地に説明します。

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 亭主・講師は、茶道ジャーナリストで園主の長谷義隆。昨年11月、名古屋きっての名刹、八事山興正寺を会場に「織田有楽斎没後400年記念 茶美会第一回大茶会」を企画、主宰。桃山時代の武将の茶の湯さながらの濃茶席で絶賛されたことは、記憶に新しいところです。

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 拾穂園は元、名古屋・上前津にあり、幕末の名君、徳川慶勝公が御成りした歴史を刻む茶室です。それぞれ茶庭を有する茶席は開口部が3ヶ所以上あり、通風よく、寒さ暑さ知らずの空調、強制換気の天井埋め込み式換気扇を備えており、感染症対策に十分な構造、機能があります。

日時:2022年2月26日(土)
午前の部10:30〜12:30
(受付10:10より)

会場 愛知県稲沢市、拾穂園
(屋敷内駐車スペースあり)
定員 7人(残席わずか)
会費は一般7000円。茶美会日本文化協会の各種会員は6000円です。

当日入会でも会員割引します。

申し込みはメールsabiejapan2021@gmail.com
詳しい住所はメールで連絡します。