知る・学ぶ

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万葉抄
時に余白を生ける
早春の花材・青文字

青文字は年末から2月頃に出回る枝もの花材です。お正月の花あしらいや生け花などにもよく使われています。

青い粒々をたくさんつけている枝を買い求め、待ち遠しい春を表現したいと思い、いろいろ試行錯誤しました。しかし、ついに納得できず。
仕切り直しの翌朝、青文字は脇役にしてむしろ余白を活かしてみようと思い立ち、このかたちに落ち着きました。

 文・写真 内藤 啓


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