知る・学ぶ

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名門女子大で特別講義
「茶道の実践と発信~デジタルサイトWEB茶美会の取り組み」 椙山女学園が公式サイトで紹介

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 本サイト「WEB茶美会」編集長で茶道・舞台芸術ジャーナリストの長谷義隆は先日、学園創設116年、中部地方を代表する総合女子大学、椙山女学園大学(名古屋市)に招かれ、文化情報学部メディア情報学科で特別講義を行いました。

 演題は「茶道の実践と発信~デジタルサイトWEB茶美会の取り組み」。室町時代後期からの茶会の記録「茶会記」こそ「茶道ジャーナリズムの原点」だとし、近代、現代に至る茶道とジャーナリズムの変遷を通観した後、自身のリアルとデジタル世界での茶道の実践と発信を熱く語りました。大講義室で大勢の学生さんが熱心にメモを取っていました。

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 その模様が大学公式サイトのニュースとして2021年12月27日にアップされました。
https://www.sugiyama-u.ac.jp/ (PickUp Newsよりご覧ください)

以下、その再録です。

 メディア情報学科:茶道・舞台芸術ジャーナリストによる特別講義を実施
2021.12.27
12月24日(金)、メディア情報学科の専門教育科目「芸能・スポーツジャーナリズム」(担当:脇田泰子教授)で、NPO法人茶美会日本文化協会理事の長谷義隆氏を講師に招き、特別講義を行いました。
長谷氏は、中日新聞の芸能記者として30年以上のキャリアを積み、退職した現在は、中京圏を中心にお茶・花・芸どころに関する情報を発信するネットメディア「WEB茶美会(さびえ)」を立ち上げ、自ら編集長を務めています。
 当日は、「茶道の実践と発信~デジタルサイトWEB茶美会(さびえ)の取り組み」と題し、茶道をめぐる記録とジャーナリズム、WEB茶美会の創設などについて話しました。長谷氏は、WEB茶美会について、お茶や花、舞台芸術などに関心のあるプロ仕様のサイトを志向する一方、初心者目線で情報を伝えるコーナーを設けるなど、多彩なコンテンツを意識したと説明。また、茶道や華道の世界では、紙媒体での情報発信が未だに求められており、入会や申込の手続きをネットに移行できないなどの課題を挙げました。
 受講した学生は、紙媒体からデジタルメディアへと情報の発信形態の変化を経験した長谷氏の話に熱心に耳を傾けていました。