知る・学ぶ

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万葉抄
イエス生誕と受難を象徴
聖なる西洋ヒイラギ

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 生徒さんが西洋ヒイラギを届けてくださいました。
ヒイラギは、西ヨーロッパで、キリスト教が広まる前から、魔除けと子孫繁栄のために植えられていたと言われています。」

 キリスト教がヨーロッパに広まってからは、
・ヒイラギは常緑(1年中葉が緑色で落葉しない)なので、キリストの永遠の命を表す
・ヒイラギのギザギザの葉は、キリストが処刑されるときにつけていた冠を表す
・ヒイラギの赤い実が、キリストが処刑されたときに流した血を表す
というように、ヒイラギはイエス・キリストと結びつけられるようになり、キリストの誕生を祝うクリスマスの飾りに、ヒイラギを使うようになったそうです。
 せっかくいただいたヒイラギ。
どんなふうに入れようか、試行錯誤しているうちに、いつの間にか日が暮れてしまいました...。
撮影も夜になってしまったのですが、そのおかげで、ハートの光が浮かび上がり、嬉しくなりました。

 文・写真 内藤 啓