知る・学ぶ

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万葉抄
早咲きの水仙
名にし負う「金盞銀台」

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 私が住む神奈川県西部は気候が温暖な地なので、早くも水仙が咲き始めました。

水仙の異称は、
「金盞銀台(きんさんぎんだい)」。
白い花弁を白銀の台に,濃い黄色の副花冠を金の盃(盞)に見立ててのたとえです。
咲き始めの頃は、花が茎より低く、暖かくなるにつれて段々と高くなる水仙。
その特性を意識し、時季に見合うよう入れています。

 文・写真 内藤啓