万葉抄ひねくりし 一輪椿 活け得たり 2021.12.03 山を散策中、正岡子規の句にあるような、ひねくれた枝ぶりの椿を見つけました。 花入に入れるのは難しいけれど、どんなふうに入れようかと考えるのは、 楽しいひとときでもあります。 和名ツバキの語源については諸説あり、葉につやがあるので「津葉木」とする説や、 葉が厚いので「厚葉木」と書いて語頭の「ア」の読みが略されたとする説などがあり、 いずれも葉の特徴から名付けられたとみられているそうです。 文・写真 内藤 啓 #12月 #2021 #万葉抄 #内藤啓 #椿 #知る・学ぶ #花 #茶美会