知る・学ぶ

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万葉抄
お酒好きの故人を偲び
徳利に萩の花

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 太陽が真東からのぼり真西に沈む特別な日は年に2回、春分の日と秋分の日です。この日は我々の世界(この世)と、故人の世界(あの世)が最も近くなり、その思いが通じやすくなる日でもあると考えられています。

 彼岸入りした先日、お墓参りに行った際、境内に「自由にお持ちください」の貼り紙があり、この徳利をいただいてきました。
 お酒が好きな方だったので、その方を偲び、萩の花を入れました。

 文。写真 内藤 啓