万葉抄梶の葉に願い事を緑鮮やかに葉蓋の点前 2021.07.03 七夕の 門渡る舟の 梶の葉に いく秋書きつ 露のたまづさ 藤原俊成『新古今和歌集』 彦星が織姫に逢いにゆくために天の川を漕ぎ渡る舟の舵(梶)ではないが、その梶におりる露のように、私はもう幾秋、梶の葉に書きつづけたことでしょうか。あなたをお慕いする手紙を.....。 和歌にも登場する「梶の葉」を先輩からいただき、、あまりに美しかったので、葉を水指の蓋代わりにする「葉蓋(はぶた)」の点前をしました。 文・写真 内藤 啓 #2021 #7月#内藤啓 #七夕 #万葉抄 #梶の葉 #知る・学ぶ #花 #茶美会