知る・学ぶ

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万葉抄
花盛りも侘しく
控えめな水引草

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 かひなしや水引草の花ざかり 正岡子規

 子規は、花盛りの頃であっても

遠くから見ると線のようにしか見えない花を、

秋のわびしさ哀しさにたとえて詠んだと言う。

我が家の水引草は、今が盛り。
伸びやかに咲く水引を多めに入れましたが、細い茎に紅色の小さな花。

やはり控えめな水引です。

 文・写真 内藤 啓