万葉抄大晦日の枯芙蓉やつれてなお美しく 2021.12.31 2021年の世相を一字で表す「今年の漢字」。京都・清水寺の森清範貫主が筆をふるったひと文字は「金」でした。 猛暑のなか、美しく優雅な姿で楽しませてくれた芙蓉は、季節の移ろいとともに、枯れていき、今は黄金色に輝いています。 その花の姿には、一抹の寂しさとともに、力の限り生き抜き、生を全うした清々しさも感じます。 文・写真 内藤 啓 #12月 #2021 #万葉抄 #内藤啓 #枯芙蓉 #椿 #知る・学ぶ #花 #茶美会