万葉抄花色が変わる酔芙蓉名句に寄せて 2021.09.24 芙蓉さく今朝一天に雲もなし江戸時代中・後期の俳人、宮紫暁の「鴈風呂」より。 酔芙蓉は、一日の間に白花も赤花も見ることができる不思議な花木。花色が白・ピンク・濃いピンクへ変わるのが特徴です。 蕾の時は赤に近い濃いピンクで、朝に白い花を咲かせます。お昼には優しいピンク色になり、夕方には濃いピンクになり、その後は萎んでポトリと落ちます。 父が静かに旅立った日、病院に咲いていた芙蓉の花が今も目に焼き付いています。 文・写真 内藤 啓 #2021 #9月#内藤啓 #万葉抄 #花 #茶美会 #酔芙蓉#知る・学ぶ