万葉抄芙蓉と芒ゆく夏、忍び寄る秋 2021.08.28 夏と秋と 行きかふ空の 通ひ路は かたへ涼しき 風やふくらむ 「夏と秋とが移り変わる空の通り道は、片方で今ごろ涼しい風が吹いているだろうか」。 この和歌は平安時代の歌人である凡河内躬恒が詠んだもの。 空も、風も、草花も、夏と秋がせめぎあっています。 文・写真 内藤 啓 #2021 #8月#内藤啓 #万葉抄 #知る・学ぶ #芒 #芙蓉 #花 #茶美会