万葉抄儚き美しさ「芙蓉の顔」淡いピンクの水引を添えて 2021.08.03 芙蓉は、大輪の花を咲かせる夏を代表する花木です。日本では室町時代から鑑賞されていました。 花言葉は「繊細な美」。 美しい女性のたとえとして使われ、 美しい顔のことを「芙蓉の顔(かんばせ)」と言います。 一日でしぼむ儚さが、花の美しさを引き立てます。 晩秋には実ができ、「枯れ芙蓉」と言われます。 枯れた姿を趣きがあり美しいと感じるのは、日本人ならではの美意識かもしれません。 花入に添えた白の水引草は、ほんのりピンクがかっていて愛らしいです。 文・写真 内藤 啓 #2021 #万葉抄 #知る・学ぶ #芙蓉 #花 #茶美会 #8月#内藤啓